2014年4月25日金曜日

PCのスピーカーからの録音のノイズ

 マイクを使った外部からの録音とは別に、PCのスピーカーから流れる音を録音したいときがありまうす。ステレオミキサーからの録音のことです。特に工夫も無く録音すると、まず間違いなくノイズが入ります。これはパソコン内部で発生していますから、サウンドカードやUSBオーディオと呼ばれる機器を使えば音質は簡単に上がります。また、録音ソフトや編集ソフトを使ってノイズを(ある程度)除去することも可能です。このあたりの詳しいことはその手のWikiとかによく書かれています。(「録音 ノイズ」とかでググったらすぐ出てくる。)

 しかし、一応道具を使わずにノイズをできるだけ少なくして録音する方法があります。自分は「SoundEngine Free」という無料の録音・編集ソフトを使っています。(Windows8)

 まずはステレオミキサーを録音対象にする設定の説明から。これに関しては他のサイトの方が詳しく書いてると思います。


1.コントロールパネルから「サウンド」を選ぶ。カテゴリ表示の時は「ハードウェアとサウンド」の中にあります。

2. 「録音」タブを選び、マイクとかの種類がリストアップされていると思いますが、そこで「ステレオミキサー」で右クリックをして、「既定のデバイスとして設定」を選ぶ。
(「ステレオミキサー」がない場合は、リスト上のどこでもいいから右クリックして、「~の表示」と書いてあるやつに全部チェックを入れて表示させて、「ステレオミキサー」を右クリックして「有効」を選ぶ)

 次に、SoundEngine Free での操作について書きます。マウスカーソルを変えてるのは気にすんな。


1.SoundEngine Free を「標準モード」で起動。

2.「録音」タブを選び、「録音音量」を 50 くらいにする。


 3.Windowsのシステムの音量を 60 くらいにあげる。なんでこんな数字かと言うと、だいたいこのくらいがちょうどいい感じだから。感覚的に選んでるだけ。
ノイズをもっと削りたい!と思うなら、SoundEngine の方の録音音量をもっと下げてシステムの音量を上げればいい。

4.録音する。システムの音量を上げまくっているので、イヤホンやヘッドフォンを付けたり、もしくはスピーカーを本体から外すなりしないと爆音で流れるから注意。

5.終了したら、「再生」タブを選び、メニューから「ノーマライズ(正規化)」を選んで、音量を調節する。ついでにシステムの音量も下げておく。変える必要はないけど、録音終わったらならでかい音にしておく必要もないしね。自分の場合はヘッドフォンでちょうどよく聞けるのが音量 10 くらいなのでそのくらいに下げる。


 ノーマライズ前


 ノーマライズ後


 以上です。


まぁ要するに、録音したい音声の音をノイズとは比較にならんほどでかくして、そのあとで音量を調節してるわけです。

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